不妊症の原因
原因が夫と妻のどちらにあるかによって、大きく「男性不妊」と「女性不妊に分けられます。
以前は不妊の原因は主に女性にあると考えられていましたが、最近の報告では40〜50%以上は男性に原因があるとするものが多く、男女半々というのが医学界の常識になっています。
不妊症が、夫婦で協力して克服すべき問題であることは間違いありません。
ここでは、女性不妊の原因について説明しましょう。
原因は多岐にわたりますが、よくみられるのは卵管の障害とホルモンの分泌異常で、2つを合わせると女性不妊の原因の70%以上になるといわれています。
ほかには、子宮筋腫などによる受精卵の着床障害、精子進入障害、性器異常などがあり、原因不明の機能性不妊も10%前後あるとされています。
不妊症 原因記事一覧
不妊症 原因
不妊の原因は多種多様ですが、男女別の原因は半々といわれています。双方に原因のある可能性もありますから、最近ではカップルで受診するのが原則です。女性の原因はいくつかありますが、なかでも多くの人にみられるのが、女性ホルモンの分泌異常です。女性ホルモンは卵巣で分泌されますが、卵巣はもともと自律的に働く臓器...
月経不順|不妊症 原因
女性不妊の原因となる、排卵の有無や黄体機能については、基礎体温を継続してつけていくと、ある程度わかります。不妊の相談で初めて病院に行く場合も、最初に基礎体温を測ることを勧められるので、あらかじめ1〜3か月くらい測って、受診のときその表を持参すれば、その後の検査などを効率よく進めることができます。基礎...
卵管の障害|不妊症 原因
卵管の障害には「通過障害」と「輸送障害」があり、これらによる不妊を「卵管性不妊」といいます。女性不妊症の原因でもっとも多く、30〜40%を占めています。【通過障害】卵管は、子宮から左右に伸びる長さ約10cm、内径約1mmの管です。卵子と精子はそれぞれ別方向から卵管の中を進み、途中の膨大部とよばれると...
ホルモンの分泌異常|不妊症 原因
女性不妊の原因としては卵管の障害と並んで多く、20〜50%を占めています。このなかには、排卵が起こらない「排卵障害」と、排卵はあるけれども黄体の機能が低下している「黄体機能不全」があり、両者を合わせて「卵巣性不妊」といいます。排卵の有無や黄体の機能は基礎体温をつけていると、ある程度わかります。ある日...
着床の障害|不妊症 原因
せっかく受精卵になっても、子宮内膜に着床できなければ、妊娠には至りません。着床の場としての子宮に形や機能の異常がみられるものを「子宮性不妊」といい、女性不妊の15〜20%を占めるとされています。【着床の障害を起こす原因】第一にあげられるのは、子宮の器質的異常です。子宮筋腫は良性の腫瘍ですが、子宮を凸...
頸管粘液の異常|不妊症 原因
頸管粘液はエストロゲンの刺激によって分泌されています。排卵期はエストロゲンの分泌がピークを迎えますが、それに伴って頸管粘液は水様性になり、量も増えて、精子が子宮内に入りやすい状態をつくります。エストロゲンの分泌不全や手術などで頸管上皮が傷ついて瘢痕(はんこん)になっていると、この粘液が粘っこいままで...
精子 - 頸管粘液不適合|不妊症 原因
精子も頸管粘液も正常なのに、精子が子宮内に進入できない場合をいいます。女性のからだに精子に対する抗体ができるためで、もっとも一般的な精子不動化抗体は、ほかの検査で異常の見つからない不妊女性の15%程度にみられます。【治療法】副腎皮質ステロイドによる免疫抑制療法もありますが、ふつうは人工授精や体外受精...
子宮異常|不妊症 原因
子宮の形態に原因のある不妊には、大きく分けて、「子宮に筋腫とよばれるこぶやポリープがある」「子宮の形に異常がある」「子宮内腔に癒着がある」の三つがあります。これらが原因で、卵管の疎通性や着床が阻害されたり、流産を起こしやすくなったりするのが、子宮異常による不妊の原因です。このうちで、子宮筋腫は30歳...
男女原因の順位|不妊症 原因
順 位原 因比 率1夫のみ不妊で、妻は妊娠可能24.7%2夫婦とも妊娠しづらい20.3%3夫の能力は低いが、妻は高い19.8%4夫の能力は高いが、妻は低い11.4%5夫婦ともに能力あり9.2%6夫は低く、妻も不妊4.8%7夫は高いが、妻は不妊3.9%8夫は不妊で、妻も低い3.4%9夫婦とも不妊原因あ...
クラミジア・その他|不妊症 原因
クラミジア感染症による不妊症性感染症の原因微生物の一つ、クラミジアに感染する人が増えているといわれます。現在のところ約18%の女性にみられ、さらに増加する傾向にあります。不正出血や月経困難症、腹痛や腰痛などによって気づく人もいますが、自覚症状を感じない人も多いようです。一方、男性ではほとんど自覚症状...




