不妊症の症例|晶子さん(29歳)の場合
ストレスからくる無月経で不妊に
晶子さん(29歳)は、3年前に結婚してから、それまで規則的だった月経周期が不順になりました。
月経がなくなって4か月たつたころ「そろそろ子どもがほしいね」と夫婦の意見が一致したので、総合病院の産婦人科で診察を受けました。
卵管には異常はありませんでしたが、ホルモン検査の結果、黄体化ホルモンの値が低く、エストロゲンは閉経レベルまで落ちていることがわかりました。
晶子さんは結婚と同時にそれまで住んだことのない土地で暮らし始めました。
近くに住む夫の両親が頻繁に顔を見せては、遠回しに「孫はまだか」と催促します。
晶子さんの話を聞いたA医師は、ストレスによる無月経と判断し、中肉中背の晶子さんに漢方薬の温経湯を処方するとともに、お姑さんを呼んで「1年間は孫の話をせず、温かく見守ってください」と話しました。
A医師は、3か月たっても晶子さんに変化がなければ排卵誘発薬を使うつもりだったそうですが、温経湯を飲み始めてから2週間後に排卵があり、月経2周期目には、LHもエストロゲンも初診時の8倍に増え、低温相は14日になりました。
晶子さんはそのまま温経湯を飲み続け、治療開始から8か月で待望の妊娠を告げられました。
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